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恋愛依存症

 恋愛依存症という言葉が広まったのは、1975年にスタントン・ピールとアーチー・ブロドスキーが出した『Love and Addiction』という本がきっかけだと言われています。彼らはその中で、あるタイプの恋愛は、依存症の一形態として認められ得ること、そして、特に深刻なケースでは、そのような恋愛が、依存性のある薬物の使用よりも大きな危険をはらんでいることを示唆したのです。

 

恋愛依存症の特徴

以下に、恋愛依存症の主な特徴をあげしてみます。あなたはいくつ当てはまるでしょうか?

1.「あの人がいなければ私は何もできない」と思ったことがある
2.「あの人なしでは、私は生きていけない」と思ったことがある
3.寂しさのあまり、つい好きでもない人とデートをしたり、性的な関係を持ってしまったりしたことがある
4.「私の力であの人を変えてみせる!」と思ったことがある
5.多くの友人から「別れた方がいいよ」と言われているのに、どうしても別れられない
6.「あの人の愛が手に入らないのなら、何か思いきったことをしてやろう」と思った(または、実際に行動した/そうすると脅した)ことがある
7.友人に「あなたの彼(彼女)ってひどい人だね」と言われたくないがために、彼(彼女)の話題が出るのを必死で避けようとしたり、彼(彼女)のために、必死で弁解したりしていることがある
8.セックスをしている瞬間だけが、唯一愛を感じられるときである
9.自分が追いかけるのはいいが、追いかけてくる相手には全く魅力を感じない
10.あっという間に恋に落ちるが、冷めるのもまた、あっという間である
11.特定の人、もしくは誰からであってもいいから、「愛されている」という実感が持てないと、自分の存在価値が全て消え去っていくように感じる
12.「別れる、別れない」で3ヵ月以上もめている
13.尽くすのはいつも自分で、本当のところ、それに見合った愛は相手からは得られていないと思う
14.自分の人生を素晴らしいものに変えてくれる誰かが、いつかきっと現れると思う
15.誰かに恋をすると、それが生活の全てになり、他のことはどうでもよくなってしまう
16.自分さえ我慢すれば、この愛はきっとうまくいくと思う
17.愛すれば愛するほど、同時に憎しみも大きくなっていくことが多い
18.「けんか→セックス→仲直り」というパターンが多い
19.誰かから必要とされればされるほど、生きがいが感じられる
20.セックスの後、罪悪感に悩まされることが多い
21.自分は欠点ばかりの人間だが、彼(彼女)といるときだけは、それを忘れることができると感じる
21.セックスの後、途端に相手の存在を煩わしく感じるようになる
22.恋愛が3ヵ月以上続いためしがない
23.「なんで自分ばかりがこんなに苦労しなければいけないのか?」と1人で嘆くことが多い

 上記の特徴に5つ以上当てはまった人は、「恋愛依存症の傾向(または恋愛依存症に陥りやすい潜在的な傾向)」がかなり強く、3つ以上であれば、やや強いと言うことができるでしょう。ただし、全ての答えが「ノー」でない限り、あなたにも恋愛依存症に陥る危険性は十分にあるものと考えておきましょう。

 

恋愛依存の4タイプ

恋愛依存症の定義や用語使用については、未だに明確でなく統一されていないのが現状ですが、大まかに整理をすると、以下の4タイプに分けることができます。

1.共依存
2.回避依存
3.ロマンス依存
4.セックス依存

尚、各タイプの特徴や深層心理には、多少の、または、時に大きな違いはあるものの、「愛にとりつかれている」という点では、大きく共通する部分が存在しています。